2011年9月12日月曜日

再言:「言論なきデモ行進」について

「言論なきデモ行進」は“徒労”だ。「地道な言論活動と密接なデモ行進」でないと成果は得られない。
だが、成果の出ない「言論なきデモ行進」であっても、参加者から逮捕される者が一定数出てしまう。何の成果も出ないにもかかわらずだ。

実は「反原発デモが“言論活動と無関係に気やすく参加できるイベント”にとどまり続ける限り、原発推進派にとって状況は有利であり続ける」のではないだろうか?
“デモ行進当日その場かぎりの集団”と“日常的な言論活動をデモンストレーションするために行進をする集団”と、権力者にとって脅威なのはどちらかよーく考えてみよう(苦笑)。

当人たちの意思や動機がどうであれ、「デモ行進」をする以上は一応「背後関係」の存在を前提に警察は動くだろう。だから、たとえ「言論なきデモ行進」であっても(潜在的参加予備軍の参加を抑止するためにも)当然逮捕者は出る。成果が見込めない「言論なきデモ行進」で逮捕されるなんて「ハイリスク・ノーリターン」なことは馬鹿馬鹿しい。

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