2011年10月16日日曜日

日本は民主主義の国ではない

いまさら言うまでもなく、民主主義の本質は「治者と被治者の自同性」にある。
そして、「国民」が「治者」として機能するためには、
(1)判断材料・(2)判断基準・(3)判断能力
を持つことが必要不可欠だ。

その点、
(1)判断材料としての情報の流通の自由化
(2)判断基準としての情報の体系的整理・蓄積
という
2つの「情報の民主化」が一向に着手されず、
「国民」の圧倒的大多数が
(3)情報に関する充分な判断能力
を持っておらず、
それどころか、
(4)母国語の読み書き
も満足にできない(←TwitterやblogやSNSに書かれたイカレた日本語を見ればよくわかる)。

こんな状態では、日本の民主化が実現できるはずがないのだ。

でも、改革を主張しても誰も賛同しない。“日本が民主主義の国になってしまっては困るヒト”がほとんどだからだろうね。
実際にそういうヒトを何人も知っているから。