2014年12月25日木曜日

不思議の国の日本人

日本には日本国憲法という素晴らしい憲法がある。

ところが日本人は、

「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果」(日本国憲法第97条)であることも忘れ、

「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない」(日本国憲法第12条)というのに「不断の努力」をすっかり怠り、

公務員選定し、及びこれを罷免する…国民固有の権利」(日本国憲法第15条)も棄権するか行使したとして真剣に行使することは極めて稀であるのに、

都合がいいときだけ「民主主義」(「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動」・日本国憲法前文参照)という呪文を唱える。

学問の自由は、これを保障する」(日本国憲法第23条)と言われても憲法を理解するための最低限の学問も怠っているのだから、「何が民主主義であって何が民主主義ではないか」もわからないのだ。

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